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今朝も美しいクラシック音楽で始めましょう。日本最高齢女優・原ひさ子の俳句 [音楽]

おかあさん、おはよう!


今朝も美しいクラシック音楽で、気持ちよく一日をスタートさせましょう。

朝のクラシック名曲メドレー



J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1曲 プレリュード

エルガー:愛のあいさつ [ピアノ版](2:07)

バッハ:G線上のアリア - 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 (5:09)

モーツァルト:クラリネット協奏曲 イ長調 第2楽章(11:08)

ドビュッシー:アラベスク 第1番 ホ長調(19:06)

チャイコフスキー:組曲 《くるみ割り人形》 序曲(23:21)

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 第1楽章(26:56)

モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 第1楽章(35:07)

パッヘルベル:カノン ニ長調(41:21)

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(48:01)

グリーグ:《ペール・ギュント》 第1組曲 「朝」 (50:47)

メンデルスゾーン:無言歌集 「春の歌」(55:40)

サティ:ジムノペディ 第1番 [ピアノ版](58:20)

ショパン:前奏曲 第15番 変ニ長調 「雨だれ」(1:02:10)


引用:https://youtu.be/bEDIfYLsU3U



今日はあの長寿の女優・原ひさ子さんの命日です。

日本最高齢女優・原ひさ子の俳句

俳人1号のYouTubeチャンネル



原 ひさ子(はら ひさこ)

1909年(明治42年)8月6日 - 2005年(平成17年)12月4日

本名は石島 久(いしじま ひさ)。 静岡県静岡市葵区生まれ。

不二高等女学校(現:静岡雙葉高等学校)を卒業。

1938年(昭和13年)に同じく前進座所属の俳優・石島房太郎と結婚した。

1944年(昭和19年)に夫婦揃って東宝の専属となり、多くの映画に出演した。

しかし、東宝争議で契約破棄を告げられたため、同じく契約破棄された人たちと東宝演技者集団(のちに東宝映画俳優協会)を結成、

独立プロの映画を中心に出演した。

1955年(昭和30年)以降は日活映画を中心に活躍。

1952年(昭和27年)頃に芸名を原ひさ子に改名。

「お婆ちゃん役の名脇役」として数多くの映画・テレビドラマに「お婆ちゃん役」で出演。

150cmと小柄な体つき・か細く愛らしい声・ほのぼのとした温和な雰囲気で親しまれた。

1989年(平成元年)には、芸団協 芸能功労者賞を受賞した。

また、1999年(平成11年)にはアメリカ紙ニューヨーク・タイムズに"日本の最高齢女優"として紹介された。



70歳で俳句を始め、2000年(平成12年)、90歳で初の著書『ばばさまの俳句は日記つれづれに』を出版した。

2005年(平成17年)12月4日、心不全のため死去。96歳没。


引用:https://youtu.be/eAIl2LUobtA


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ばばさまの俳句は日記つれづれに 単行本 – 2000/1/1 原 ひさ子 (著)

ふるびなや九十年の越し方を

盆梅に見られつ年を重ねけり

使い慣れし漢字出て来ぬ炎暑かな



「原さんの健康法は何ですか?」と聞かれることがありますが,私にはよくわかりません。日記代わりに俳句をつくることと,近所の公園を愛犬と散歩するくらいなんです。悲しいこと,つらかったこと,いろんなことがありましたけれど,ものに逆らわず,世の中こういうものだって自然体でやってきたのが良かったのかもしれませんね。もともとのんきな性格なんです(笑)。

「生まれ変わってもまた女優になりたいか」ですって? あんまりやりたくはないですね(笑)。どんな仕事でもいいんです。一生懸命夢中になれるものを見つけられれば。それが一番だと思います。


引用:あの人に聞きたい 私の選んだ道「第10回 女優原ひさ子さん」2000年7月号掲載


70歳から始めた俳句とのことですが、
そのひとらしさがよく表れていて、なんともよいですね。

誰にでもやってくる「老い」、そして「死」。

誰でも若くて元気な方がいい。

だからって、上っ面だけ若作りして、自分では満足していても、
やっぱり他人から見ればバレるんですよね。

今のテレビや新聞雑誌に出てくる人たちの多くは、
顔に染みも皺もなくて、そして頭にはふさふさの髪の毛。

一見、若くて綺麗そうに見えても、顔をいじっていることや鬘を被っていることはすぐわかります。

あまりにも不自然で、はっきり言って、おかしいから。

「老い」は恥じることではありません。

なぜなら、「老い」を経験さえ出来ずに「死」に行く人が多いから。

だから、「老い」は確かに不便なことも悲しいことも多いけれど、神仏から与えられた尊い権利だとして、堂々と味わえばいいと思います。

私は喜んで、人生の先輩たちを手助けしたいと思っていますよ。

おかあさんは他人から見れば、白髪で皺がいっぱいのお婆さんでしかないけれど、
私の目には、若くて美しく元気だったおかあさんが映っています。

白髪を染めず、鬘もかぶらず、顔もいじらず、厚塗りもせず、矢鱈若者の衣服も身につけない、そういうおかあさんを私は誇りに思っています。

一日でも多くこの世の中を思いっきり貪欲に楽しんでくださいね。



今日も元気で楽しくやりましょう。


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